iTunesのライブラリをAndroidデバイスへ同期

Te-TsuさんがこちらのエントリーでiTunesライブラリ内の音楽をAndroid端末でスマートに楽しむ方法を紹介されているのを拝見し、ウチも昨年から行なっている同期の方法を紹介してみようと思います。

ウチはプライベートでも仕事でもMacばかり。仕事ではWindows環境が必要なので、Ciscoのサーバー上に構築しているHyper-Vサーバー上の仮想マシンやParallelsを用いてMacBook ProにWindows環境を構築していますが、Office、画像編集、動画編集、そして音楽ライブラリも全てMac環境に整えています。スマートフォンもメインはiPhone、タブレットはiPadですがプライベート用の携帯回線はAndroid端末を使用しています。

iTunesとAndroidを直接同期する方法としてウチはiSynrというアプリを用いています。このアプリを用いるとWiFiまたはUSB経由でAndroid端末にiTunesのライブラリに含まれる楽曲をダウンロードする事ができます。当然ながら同期する際はiTunesの動作しているMacの電源が入っている必要があります。WiFiで同期する際はMacとAndroid端末が同じWiFiネットワークに接続されている必要があります。これらの条件さえ満足すればまるでiPhoneがiTunesと同期しているかの様に選択したプレイリストの楽曲がAndroid端末のあらかじめ指定したディレクトリに同期されます。

導入は簡単。

iSyncr

  1. Android端末にアプリをインストール
  2. MacまたはWindows用のサーバーアプリをインストール
    • 使っている端末に応じたアプリをこのページからダウンロードできます。
    • 当然、同期するiTunesライブラリの存在するマシンへインストールします。
  3. 同期方法(WiFiまたはUSB)、ライブラリを選択して同期します
    • ウチの場合WiFiでしか試していませんが、端末とMac/Windowsが同じWiFiネットワークに接続されていれば端末側のアプリからサーバーを簡単に検出してくれます。
    • マシンを選択後、同期するライブラリを選択してSYNC NOWボタンをタップするとどんどんコピーしてくれます。
    • iSyncr iSyncr

iTunes上のスマートライブラリも表示されますので最近追加した楽曲を同期する事も、手作業で選択した楽曲を同期する事も簡単です。

設定画面のWiFi Policies – Synchronisation Interval と Synchronisation Time の設定を使う事であらかじめ決めた時間に毎日自動同期をする事も可能です。例えばウチの場合は夜間寝ている間に端末を充電しているので、この間(午前3時)に自動で同期する様に設定してあります。

iSyncr iSyncr

無制限の曲数、ライブラリ数を同期しようとすると有料版アプリが必要となりますがなかなか便利なアプリです。

 

Android Gmailの動作が変になった – 解決済み

OnePlus 3を使い始めて2ヶ月が経ちました。10月からは新しい機能を早く試したくCommunity Build(このページのOnePlus 3 OxygenOS Open Betaのファームウェア)で楽しんでいます。新しい機能を早くに楽しめる一方でシステムが不安定になったり、バッテリーの消費が早くなる事があります。

このベータ版の10月末のアップデートからGmailでのメールがプッシュされなくなってしまいました。色々と原因を考えていたのですがごく最近まで解決できずにいましたが、先週ようやく原因と思われる事を見いだす事ができました。

Manage high power usage apps Battery

Settings – Battery のメニューからHigh power usage appsを選択すると「Manage high power usage apps」画面に遷移します。この画面の「Auto close high power usage apps」がオンになっていたので、これをオフにする事でGmailのプッシュ通知が正常に動作する様になりました。OnePlus 3 Community Buildアップデートでこの設定の閾値が厳しくなったのか、それともGmailアプリの更新でよりバッテリー消費が多くなったのか。バッテリーを多く消費している(とデバイスが判断している)為にバックグラウンドで動作しているGmailアプリが閉じられてしまいプッシュ通知を受けられなくなっていた様です。

OnePlus 3 – バッテリー残量パーセント表示について

引き続きOnePlus 3ネタです。

通知バーエリアに表示される電池の残量ですが、標準では電池アイコン、円形アイコン、パーセント表示、非表示の4種類からの選択となります。個人的にはアイコンとパーセントの両方が表示されるのが好みなのですがそのオプションがありません。これを実現するには次の様にします。

  1. 通知パネル上部にある設定アイコン(バッテリー残量とユーザーアイコンの間の設定アイコン)を10秒ほどタップしたままにします。
    OnePlus 3 System UI Tuner
  2. そうすると設定アイコンの横にスパナが表示される様になり(上のスクリーンショットは既に有効になっています)、System UI Tunerが設定の一番下に追加されます。
    OnePlus 3 System UI Tuner
  3. このSystem UI Tuner内にバッテリー残量パーセント表示のトグルがあります。これを有効にする事で電池アイコン、円形アイコンを選択した場合であってもパーセントが数値で表示される様になります。
    OnePlus 3 System UI Tuner

スクリーンショットは何もパーセント表示を有効化した後のものです。System UI Tuner機能はAndroid Mに標準で搭載されている様で、デバイスによって設定できる内容が異なる様です。試してみてください。

参考リンク:

 

USB Micro Type-B to Type-C 変換コネクタ

OnePlus 3が到着して今までAndroidデバイスでは感じた事のないパフォーマンスを楽しんでいます。素のAndroidに近い為か、パフォーマンスを重視したハードウェア設計になっている為か、とにかくアプリ起動時や操作中にラグを感じる事はありません。

ところで、OnePlus 3は本体底面のUSBコネクタがType-Cになっています。この為今まで長年買い足してきたUSB Micro Type-Bケーブルがそのまま使えません。短いもの、長いもの含め色々なところに合計8本ほどUSBケーブルがあるのでどうしたものかと。そこでUSB Micro Type-BからType-C変換コネクタを購入する事にしました。これもオンラインショッピングサイトQoo10で注文し、普通郵便で2日後に到着しました。Xiaomiブランドのコネクタです。3つ購入しましたが一つづつパッケージに入っていて良い状態で届きました。すべて問題なく動きました。

USB Micro Type-B to Type-C Connector USB Micro Type-B to Type-C Connector USB Micro Type-B to Type-C Connector USB Micro Type-B to Type-C Connector USB Micro Type-B to Type-C Connector

参考リンク:

OnePlus 3 届きました

シンガポールのオンラインショッピングサイト Qoo10 で8月30日に注文したOnePlus 3は9月1日に到着しました。対応が丁寧&スピーディーなお店の方でまるでシンガポール国内の店頭で購入するほどのスピードで入手する事ができました。

中国ブランドのOnePlus。一つ前の世代となるOnePlus 2までは招待制度での購入に限定されていましたが、OnePlus 3からは普通に購入できる様になりました。シンガポールのキャリアは扱っていないブランドですし、モバイルショップでも扱っている店頭が少ないブランドですがQualcomm® Snapdragon™ 820を搭載している2016年モデルの中ではハイスペックに入るモデルです。

OSは素のAndroidに近く無駄なアプリは殆ど入っていません。OxygenOS版のOnePlus 3であればGoogleの標準的なアプリとPlay Storeも入っていますので他のスマートフォン同様に普通にアプリをダウンロードして使う事ができます。かなりマイナーなブランドのためケースなどを探すのが大変ですが、幸いウチが注文したお店はケース、液晶保護フィルムをおまけで送ってくれました。

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Dual SIM (Dual Standby)なので旅行先でプリペイドカードを利用したい場合やプライベートと仕事の番号両方を使いたい場合など便利です。サポートしているネットワークは中国市場向け、北米市場向け、その他市場向けで異なります。

参考リンク:

SAMSUNG Galaxy S7 edgeわずか3ヶ月で…..

2016年6月にSamsung Galaxy S7 edgeを購入し使ってきましたが、この週末にプールで遊んでいた際に水に濡れ、再起動を繰り返す様になり、電池切れとなり、充電できなくなり、そしてそのまま黒い文鎮と化してしまいました。

メーカーはIP68防水・防塵を仕様としています。1.5メートルの深さまでであれば水に短時間(30秒程度)つかっても問題がないという理解でいました。一度水に沈んでしばらくは動作していたのですが、その後電源投入直後の画面を繰り返す再起動ループに入り、電源を切ることすら出来なくなりました。そして完全に文鎮化。

早速メーカーの修理センターに持ち込み確認をお願いしましたが、内部に水が入り込んでおり保証外修理とのこと。その金額はなんと日本円で約6万円。「ちょっと考えます」と回答してみたものの、さすがにこの金額を支払う気になれません。ウチがどの様に端末を水に浸けたか、浸けていないかを証明することもできず、メーカーとしては内部への水の入り込みに準じて保証内外を判断する点からどんなに言い争っても勝ち目がない気がします。

S7 edgeはパフォーマンス、ディスプレイ、デザインともに素晴らしいです。個人的にはとても気に入っていたのですが、非常に残念です。今でもこのモデルは嫌いではありませんが修理金額を考えると修理は諦め、防水仕様に対する懸念を思うと同じモデルを購入するのも少し躊躇ってしまいます。

ってことで、修理金額より安価なOnePlusのOnePlus 3に乗り換えることにします。Qoo10でシンガポール国内のショップで購入するよりも70ドルほど安く手に入りそうなので早速注文してみました。OnePlus 3は防水仕様ではありませんが将来、防水仕様のスマートフォンを手に入れても水には入れない様にしようと思います。

参考リンク:

写真ファイルに含まれる位置情報

iPhone、Android端末で撮影した写真には位置情報が含まれている事はよく知られていると思います。モデルによってはデジカメでもGPSが搭載されており位置情報を保存してくれるものも多くあります。

アプリによってはSNSやインターネットに公開する際自動的に位置情報を取り除いてくれるものがありますが、Macで写真を扱う際は気をつけないと撮影場所を知られてしまいます。旅行先での写真などはむしろ位置情報があった方が便利でしょう。しかし、自宅で撮影した写真などはむしろ位置情報が含まれていない方がプライバシー保護の為には良いと思います。

Macで写真ファイルにEXIF位置情報が含まれているかどうか確認する方法、そしてそれらの位置情報を簡単に削除する方法を紹介してみようと思います。使ったアプリは以下の二つ。いずれもMac App Storeで無料ダウンロード、インストールできます(2016年4月3日現在)。

位置情報が含まれているか確認する方法は簡単で、File Viewerを起動してファイルを選択。右側に位置情報を示す「GPS Metadata」が表示された場合はその写真の撮影場所がふくまれているとわかります。

File Viewer - EXIF GPS meta dataFile Viewer - EXIF GPS meta data

この位置情報を削除するにはEXIFPurgeが使えます。起動してファイルを選択、出力先フォルダを選択したらPurge Exif Intoボタンをクリックします。広告が表示されますがこの作業だけでファイルに含まれている一情報情報削除する事ができます。削除されたかどうかはFile Viewerを使って既述の手順で確認できます。

EXIFPurge - Purge EXIF data File Viewer - EXIF GPS meta data